元気のもりのスポンジプールはご存知でしょうか。
チャレンジ広場にある常設遊具で、開館当時(2005年)から老若男女問わずとても人気の遊具です。
スポンジプールは、その名のとおりたっくさんのスポンジが湛(たた)えられていて、そこに浮かぶとふわふわとした触感がとても気持ちいい遊具です。
実はこれ、故・阿部進さん(1930-2017)のアドバイスで設置した遊具だと聞いています。
あべすすむ!?
そうです。カバゴンです。
旧・ポピー(現・バンダイ)から発売された超合金のパッケージ裏面に親に向けたメッセージを掲載したり、週刊少年ジャンプの手塚賞の審査員をつとめたり、TBSラジオの全国こども電話相談室の回答者として登場するなど、子ども向けのメディアに精力的に関わっていった。
ある世代の男子には燦然と輝くその伝説的な人物…。
彼が元気のもりに関わっていたんです、実は!!
スポンジプールは、母親の胎内(羊水)に浮いているようなふわふわとした浮遊感が得られて、とても落ち着き、穏やかな気持ちになると言われています。
確かに、人の少ないゆったりとした平日には、赤ちゃんと保護者の方がただ浮いているだけといった光景もしばしば見られます(笑)
いや本当に気持ちいいんですよ。
閑話休題。
このスポンジプールにこんな掲示をしてみました。
いやね、スポンジプールでは、浮いたりはしゃいだりするのが一般的(?)なんですが、子どもたちはほかにもいろいろな遊びを開発してくれています。
不安定なスポンジを組み合わせて、それはそれは見事なオブジェをつくってくれるんですよ!!
でも、つくってもすぐ壊されるのもスポンジの宿命。
壊されても怒らないでね。もともと壊れやすいんです。
たから作品は写真で残してます。(お申し出があった場合など)
その写真を見て、また新たな作品が生み出されてます。
だから壊されても悲しまないで。
そしてね、せっかくつくった作品が壊されてもね、つくる喜びとできあがった達成感がまた味わえるチャンス到来って思えばいいんやで。
ということで、それまで別の場所に掲示していたスポンジプールの作品写真をチャレンジ広場にまとめてみましたよ。ぜひご覧ください。
さあ、みなさんも「ぼくの」「わたし」のスポンジを見せてくださいっ!!
あ、だからって他の誰かがつくった作品を壊すのはダメ、ゼッタイ!!
かんだむつみ