11/10(日)、今年も「男2代の子育て講座」を開催できました!(開催告知は→こちら)
男2代の子育て講座とは? 説明します。
「男2代の子育て講座」とは、男性の家事育児参加の促進を推進するため、NPO法人エガリテ大手前の提唱する学習プログラムに基づき開催する講座です。 全プログラムを受講された方には、母親の育児の補助役ではなく、独立して育児を実践する資格をもった「ソフリエ」(祖父)、「パパシエ」(父親)として認定を行っており、これまでに280人以上の「ソフリエ」、「パパシエ」が誕生しています。 |
当館は「日本で初めてソフリエ、パパシエが誕生した地」として、NPO法人エガリテ大手前より認定を受けた2010年以来、関連施設である「子どもの館」(黒崎)とともに毎年本事業を開催しています。
毎回キャンセル待ちがでるほどの注目度!!
今回も開催日前日までお申し込みをいただくほどの人気ぶり。
ちょっとだけカリキュラムを振り返りましょう。
気になったら次回ご参加ください。
【基本編】
基本編。
講師は臨床心理士・公認心理師の浅野みどりさんで、内容は【子育て心理学】。
同伴のママたちが強く頷いていたのは
○ママの話はしっかり聴く! 黙って聴く!
ということ。解決策を聞きたいんじゃあない…ということです。
あ、そうそう。
ママやばぁばなどご家族のみなさまも、講座会場で一緒にお過ごしいただきました。(パパやじいじも心強かったでしょうか。)
続いて日常編。【沐浴、服の着脱等】を再確認。
講師は北九州市立八幡病院小児病棟副看護師長・津村礼子さん。
盛り上がりました。体験は会話も弾みます。
沐浴体験は、沐浴時期が終わったパパにとっても、わが子の誕生直後の気持ちや注意点を再確認する機会となります。
初志を思い出すのはいいものです。何度でも思い出ししたい。
【食事編】
管理栄養士・佐藤純子さんによる【離乳食説明と試食】。
離乳食は薄味です。それは、素材そのものの味ということでもあるとか。
これって、じつは、大人にとって大切なことではないかしら。
アレルギーに関する質問も出ました。皆様ほんとうにリアルに、自分のこととして、子育てを考えていらっしゃいます。
【安全編】
【子どもを守る応急処置等】の講師は、北九州市立八幡病院小児救急看護認定看護師の橋本優子さん。
実際の住まいを再現した、当館の「セーフキッズ」の紹介、<チャイルドビジョン(幼児視界体験メガネ)>で子どもの視野の体験をしました。
子どもの喉に異物が詰まったときの対処法も実践形式で学びました。
背中をどん!って(お人形さんの)。
子どもを守る大きなポイントは、パパやママの”違和感”だとか。
食欲、機嫌。元気さ、おしっこ、うんち…。日々の様子を知っているから、些細な変化=普通じゃないという「サイン」に気づく…それが子どもを守ることにもつながる…!
何気ない日々の関わりこそが、リスクヘッジの基本なのかもしれません。
【ふれあい編】
最後はリトミック講師・真野愛子さんによる【リトミック♬~音楽でふれあいの時間~】でした。
同伴した赤ちゃんたちの楽しそうな笑顔がたまりませんでした。
親子の特別な時間は、非日常のイベントではなく、ふつうの日常の中にこそあるんです。
子どもたちを日々どれだけ笑顔にしたか、数えると楽しいですよー。
そして【認定式】へ
今回、ソフリエ2名、パパシエ8名が新たに誕生しました。
認定証とお祝いの言葉をお贈りしました。
さいごはエガリテ大手前代表・古久保俊嗣さんと当館理事長・松田弘志も加わって…ハイポーズ。
皆様お疲れ様でした。そしておめでとうございます。今後のオオタニ超えのご活躍を確信しております。50-50? いいえ、それ以上の愉しみと感動をご家族にもたらしてくれることでしょう。
最後に、講座中パパを支えてくれたママやお子様たちに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
次回は2025年春以降に「北九州市立子どもの館」(黒崎)での開催を予定しております。
おまけ
SNSではこんな写真で即日レポートをしました。
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かんだむつみ
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