8/14(日)「元気モリモリ夏まつり」では、北九州わっしょい百万隊さんを招いて、よさこい踊りを披露していただきました。おかげさまで大好評でした。来館者の皆様、踊り子の皆様、ありがとうございました。
あれからもうわりと日が経ちますが、いまでも「なぜ突然よさこい?」と質問をいただきます。
「”行動制限のない夏”だったから?」
それもある。
「北九州市と言えばよさこいだから?」
それもある。わっしょい百万夏まつり、黒崎よさこい祭り、関門よさこい祭り等いろいろあるし。
「なんとなく? イエー!な感じ?」
それは…ない(笑)
国から行動制限の要請はありませんでしたが、感染症対策はしっかりとりました。
そのうえで、よさこい演舞を行う理由があったんです。それにはよさこいの歴史が関係しています。
今の「よさこい(YOSAKOI)」は座敷踊りであった高知民謡「よさこい節」に端を発し、これを振り付けしなおした「よさこい踊り」が原型だとか。
この今の「よさこい」(≒高知のよさこい祭り)の起源がなかなか胸熱なんですよ。
南国土佐・高知「よさこい祭り」公式Webサイトには以下の記述があります。
「この祭りには、全国的な不況の中、戦後の荒廃した市民生活が落ち着きを見せ始めた昭和29年8月に不況を吹き飛ばし、市民の健康と繁栄を祈願し、併せて夏枯れの商店街振興を促すため高知商工会議所が中心となり 発足した」。 ※この祭り=高知よさこい祭り
そうなんです。よさこいとは、苦境にある人とまちを元気づけ、前進することを祈願してつくられたものなのです。
踊り子たちが「手拍子、足拍子、お心拍子をお願いいたします!」と声を上げることも、わっしょい百万夏まつりでも優勝ではなく「感動大賞」と称することも、大会後に踊り子も観客も通りすがりの方も老若男女を問わず「総踊り」を行うことも、「人とまちを元気に!」という起源に照らすとバシバシ膝を打たざるをえない。膝痛い。
「一緒に盛り上がろうぜ!」
「私たちみんな仲間だよ!」
ですよね。
だから曲が古典的な演歌調のものもあれば、ロック、ポップス、サンバ調のものがあったりと脈絡がない(失礼)のです。
大切なのはともに元気になること、特定の人だけに訴求しないことです、多分。
もちろん最低限の約束はあるようですが、あとは自由に見えます。
だから間口が広い。じじつ、北九州わっしょい百万隊さんの構成メンバーは7歳から70歳とか。幅広ッ!
もうおわかりですね。
この時期だからこそ「よさこい」だったのです…!!
「いやでも高知ってさあ、今北九州とコラボしてるよね?」
え、あ。ホ、ホントはそうです!! そのPRも兼ねてます。よくお気づきで!! 北九州市立ですし!!!!!(ヒント:知らんかった…。)
【高知市とコラボ企画✨】
— 好きっちゃ北九州【北九州市公式】 (@city_kitakyushu) August 16, 2022
北九州市と高知市が、両市にゆかりのある人気アニメーター刈谷仁美さんを交え座談会を開催しました!
食・県民性・暮らしなどをテーマに話は大盛り上がり♪
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かんだむつみ
■参考サイト
南国土佐・高知「よさこい祭り」公式Webサイト「高知のよさこい祭り」のページ
http://www.cciweb.or.jp/kochi/yosakoiweb/k_yosakoi/
The よさこい[The YOSAKOI] | 全国「よさこい祭り」振興支援ポータルサイト「お祭り紹介」のページ
https://yosakoimatsuri.com/kochi/introduction/
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