落書き広場の一角にマグネットレーンという遊具があります。
ホワイトボードに磁石付きの木のレールをくっつけて自由にルートをつくり、木のボールを転がして遊ぶ遊具です。
元気のもりが15周年を迎えたときに導入しました。
つい先日プレイゾーン(遊び場)を巡回していたら、マグネットレーンのもの凄い作品に出くわしました。
まずは見てください。
いやあ…凄い!! 本当に凄いと思います。
適度な障害を設定することで加速してもレールから外れず、最後の平地まで駆け抜けるスピードを維持する工夫が随所にありました。
下り坂は基本的に緩やかに長くて、木の玉が次第に加速して気分が盛り上がります。
スピードが早くなりすぎる前に”くん!”と上り坂になって小さくジャンプさせて少し減速、のち再び加速…の繰り返し。
後半の大ジャンプでは「壁」と言っていいほどの急斜面で玉を受けとめます。
実はこの時点で玉はかなりの速度ですが、急な坂道で一気に減速し、レールに戻します。
その後の坂道で再び加速して、最後まで一気に走り抜け、緩やかに停止します。
なにこの見事な物語構成は。
毎話きちんと起承転結をつけて盛り上げて、通読しても全体的に見事なドラマを織りなして大団円を迎えたあの大人気連載マンガ「○○○○○」のようではないですか。(好きな作品名を入れてください。)
なお本作は「こんなふうに玉を走らせたい!」というイマジネーションがないと始まらない点も強調しておきます。
一緒にいたお母さんに伺ったら「子どもだけでつくった」とのこと。マジすか。
お名前も年齢も聞きそびれた。しまった。本稿にお気づきの際はぜひ教えてください、お母さん。
ちなみに元気のもりではこんな宝物が毎日生まれているんですよ。子どもは凄いよ。大人も負けないぞ。
なおインスタグラムでは同じ動画にReolの楽曲「第六感」を合わせてみました。
思ったよりフィットしました。たぶん。
→インスタのリール動画を見る
かんだむつみ
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